家のネット回線の選び方 マジMAX

先に「欠点・弱点・注意点」をちゃんと教える、新しい引っ越し先でのインターネット回線選びの裏メモ帳

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
04

1.事前確認|自宅インターネットの準備 2.インターネット回線の選び方(光回線・CATV・WiFi) 3.おすすめ光回線・WiFiの契約手順

物件の「光回線(光コラボ・フレッツ光)」対応状況確認方法



部屋探しの時や、自宅で光回線を使いたい場合
光回線を契約する前に
「その建物はどのくらい使える状態なのか(ちゃんと速い光回線が使えるのか)」
を事前に確認する方法です。



事前に確認することで
「これなら光回線ちゃんと使える」や
「そもそも建物の設備が古すぎて光回線は契約しても意味がない」などが分かります。


「ドコモ光・ahamo光」や「ソフトバンク光」、「ビッグローブ光」など多くの光回線は光コラボというもので中身は「NTTのフレッツ光」です。

それを名前を変えて自分ところのサービスとして提供しています。


中身が実はフレッツ光だという光回線はたくさんあります。

ドコモ光、ahamo光、ソフトバンク光、楽天ひかり、ソネット光、ビッグローブ光、ニフティ光、アサヒネット光、DTI光、エキサイト光、おてがる光、enひかり、ぷらら光、IIJmioひかり
などなど。


光回線の全体の8割くらいは「中身はフレッツ光」なので覚えるのは面倒です。
どうせ新たに増えたりもするので。

逆にフレッツ光ではない光回線(ネット固定回線)を覚えておいたほうが楽です。


ざっくりですがフレッツ光じゃないのは、
auひかり
コミュファ光
NURO光
eo光
ピカラ光
MegaEGG
BBIQ
あと、
CATV(ケーブルテレビ系)、つまりJ:COMなど。


このフレッツ光じゃないネット回線以外はほぼフレッツ光。
心配な場合は、「光回線名 光コラボ」で検索してみて光コラボかそうじゃないか確認すればいいです。


つまり、全体の8割くらいの中身は「NTTのフレッツ光」なので、その8割にあたる光回線が引っ越し先予定の物件や現在住んでいる物件でどのくらい使えるのかを確認する方法。


方法は2つあります。


<NTTのエリア検索で確認>

家のネット環境:分かる精度は80%くらい。

NTT東日本エリア検索

NTT西日本エリア検索


<NTTに直接電話で確認>

家のネット環境:分かる精度は95%くらい。

【NTT東日本】
電話での問い合わせ
0120-116116
午前9時~午後5時まで対応(年末年始12/29~1/3を除く)


【NTT西日本】
電話での問い合わせ
0800-2002116
 または、0800-2000116
午前9時~午後5時まで対応(年末年始12/29~1/3を除く)





それぞれ解説していきます。

その前にもっと基本のことを先に解説しておきます。

NTTは「東」と「西」で完全に別。


NTTは「東」と「西」で別々の会社になっています。

なので、
引っ越し先の住所や、今から光回線を入れようか考えている住所がどこなのかで
「東日本」が担当
「西日本」が担当
と別々になります。

調べる時は、
西日本の住所は、NTT西日本で調べる
東日本の住所は、NTT東日本で調べる
となります。


九州とか、北海道とかなら物件が西日本(日本の下半分)なのか東日本(日本の上半分)なのかは簡単に分かりますが、
微妙な境目のラインだと「どっち?」となっちゃいます。

東日本なのか西日本なのか、微妙な地域だと

東日本側(NTT東日本エリア)
新潟県・長野県・山梨県

西日本側(NTT西日本エリア)
石川県・富山県・岐阜県・愛知県・静岡県

のようです。

もちろん大阪や山口は西日本。
東京や群馬、青森は東日本ですね。



<NTTのエリア検索で確認>の使い方



<NTTのエリア検索で確認>

NTT東日本エリア検索

NTT西日本エリア検索

提供エリアの検索結果は主に3パターン。

1. 利用可能・提供エリアです

2. 分からない

3. 残念・未提供エリアです


検索結果:利用可能・提供エリアです


ご指定の住所は「フレッツ光」の提供エリアです。

みたいな感じのが出てきたら
90%OK。

建物内設備の老朽化や設備の空きが無かったりなど、超レアケースでなければ、フレッツ光系の光回線を入れられる環境です。

フレッツ光系ということは、
ドコモ光とかソフトバンク光とかビッグローブ光など「中身がフレッツ光」の光回線はどれでも契約して使えますよ
という判定です。



【フレッツ光の提供エリアだけど注意なケース】

現在は、フレッツ光のサービスの種類はこんな感じで無駄に多くちょっと分かりづらいので、
逆にこの表示だけが出てきたならおすすめできないというサービスを2つだけピックアップして赤字・太字で表示しておきます。

<東日本>
フレッツ 光クロス

フレッツ 光ネクスト|ギガファミリー・スマートタイプ
フレッツ 光ネクスト|ギガマンション・スマートタイプ

フレッツ 光ネクスト|ファミリー・ギガラインタイプ
フレッツ 光ネクスト|マンション・ギガラインタイプ

フレッツ 光ネクスト|ファミリー・ハイスピードタイプ
フレッツ 光ネクスト|マンション・ハイスピードタイプ

フレッツ 光ネクスト|ファミリータイプ
フレッツ 光ネクスト|マンションタイプ


<西日本>
フレッツ 光クロス

フレッツ 光ネクスト|ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
フレッツ 光ネクスト|マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼

フレッツ 光ネクスト|ファミリー・ハイスピードタイプ
フレッツ 光ネクスト|マンション・ハイスピードタイプ

フレッツ 光ネクスト|ファミリータイプ
フレッツ 光ネクスト|マンションタイプ


上から順番に速いサービスで並べています。

フレッツ光クロスは10Gbpsなので超爆速。これが出てきたならポテンシャルとしては何も問題ないです。

「フレッツ 光ネクストのハイスピードタイプ」というのが光コラボとかで契約するとギリギリ1Gbpsくらいのポテンシャルがあるのでそこまでの表示があればその部屋・物件のネット環境としては良いほうだと判断できます。


それよりも下の旧式のサービスタイプ
フレッツ 光ネクスト|ファミリータイプ
フレッツ 光ネクスト|マンションタイプ

しか表示されないような物件なら、
ちょっとネット環境的には残念な状態なのでおすすめはできないです。

目的が、
『一人暮らしでだいたい快適な速度でネット使い放題の環境』
程度を求めるならおそらく問題なく不満も感じないはずですが、

「2人以上でネットを使う」だったり「反応速度が重要なゲームで勝ちたい」「スポーツを大画面・高画質で見たい」といったインターネット速度がより重要になってくるものになると
フレッツ 光ネクスト|ファミリータイプ
フレッツ 光ネクスト|マンションタイプ

だとちょっときついです。



検索結果:分からない


【NTT東日本】
ご指定の住所は、詳しい状況確認が必要です

【NTT西日本】
ご指定の住所でサービスプランを特定できないため担当者がお調べします。(お客様情報を入力すると担当者が調べて報告してくれます)


こういうのが出てきたら
これは、単純にそのまま「分からない」という事です。

NTTのエリア検索データベースにその物件のインターネット設備の情報が無いから分からない。ということ。


例えば、
新築の建物とかネット設備を新しくした建物などはまだNTTのエリア検索内だとデータが無いことがあります。

大家さん(オーナー)に確認してみて「光回線入ってる」と返答があればほぼ間違いなく光回線が使える物件です。
わざわざはっきりと嘘をつく意味がわからないので光回線が使える物件と思っていいでしょう。

一応、もっと細かい最新の情報はNTTに電話で聞けば確認してくれます。
そっちのほうが情報は正確なので一応NTTにも電話で確認することをおすすめします。



検索結果:残念・未提供エリアです


【NTT東日本】
ご指定の住所には現在「フレッツ光」は提供しておりません。

【NTT西日本】
『未提供』 ご指定の住所では フレッツ光をご利用いただけません


こういう感じのが出てきたら
「フレッツ光系は契約できない」ということです。

光コラボやフレッツ光はあきらめてくださいという意味です。

この場合は、フレッツ光系以外の
auひかりとかコミュファ光とかの電力系光回線か、ケーブルテレビ系のインターネット回線などが契約できる可能性はまだあります。

あとは、
コンセントに挿すだけで使えるホームルーターが選択肢としてもあります。






<NTTに直接電話で確認>の使い方



<NTTに直接電話で確認>

【NTT東日本】
電話での問い合わせ
0120-116116
午前9時~午後5時まで対応(年末年始12/29~1/3を除く)
https://www.ntt-east.co.jp/contact/


【NTT西日本】
電話での問い合わせ
0800-2002116
 または、0800-2000116
午前9時~午後5時まで対応(年末年始12/29~1/3を除く)
お問い合わせ一覧(下の方)
https://flets-w.com/inquiry/
https://flets-w.com/user/inquiry/telcontact.html



この電話での問い合わせではより詳しい情報が分かります。

ネットで調べられる「エリア検索」の情報よりもこっちの「電話」で聞いたほうが情報がより正確です。

電話のほうが、より詳しくより最新の情報を持っているからです。




高速光回線を契約したい時の見極め方



「光回線を契約するなら絶対に1Gbps以上の速度での契約じゃないと嫌だ!!!」
という人は、NTTに電話で目的の住所だと1Gbps以上の光回線が契約できるのか聞きましょう。

エリア検索だけでは分からない情報も電話だと分かります。
・建物の配線方式
・開通工事が「必要」か「無し」でいけるか?
なども確認できます。

建物の配線方式


高速光回線で契約したいなら、建物の配線方式を確認しておくのは大事です。

配線方式は、
「VDSL」「LAN」「光配線」の3種類あって、高速光回線の条件は大雑把にいうと
「光配線方式」です。

目的の物件が「光配線方式」なら高速光回線の契約が可能です。


開通工事が「必要」か「無し」か


すでに光回線の開通工事済みの物件なら、開通工事が必要ないという大きなメリットがあります。

開通工事が必要ないと、メリットが2つ。

(1)工事費が3000円くらいで済む。
1万円〜2万円くらいする工事費が3000円くらいになります。
工事費0円キャンペーンをやってるところも多いのでそこまでの魅力はありませんが、工事費0円キャンペーンをやっていないところや残債縛り契約を有利にできます。

(2)申し込んでから開通までの期間が最短になる。
光回線のデメリットが開通工事の面倒さです。
申し込んでからだいたい使えるようになるまでに1ヶ月以上かかったりします。
それがすでに開通工事済みなら1週間以内で光回線を使えるようになったりします。




<NTTのエリア検索で確認>

家のネット環境:分かる精度は80%くらい。

NTT東日本エリア検索

NTT西日本エリア検索


<NTTに直接電話で確認>

【NTT東日本】
電話での問い合わせ
0120-116116
午前9時~午後5時まで対応(年末年始12/29~1/3を除く)
https://www.ntt-east.co.jp/contact/


【NTT西日本】
電話での問い合わせ
0800-2002116
 または、0800-2000116
午前9時~午後5時まで対応(年末年始12/29~1/3を除く)
お問い合わせ一覧(下の方)
https://flets-w.com/inquiry/
https://flets-w.com/user/inquiry/telcontact.html





関連記事
スポンサーサイト





テーマ : 実用・役に立つ話    ジャンル : 趣味・実用


コメント一覧

コメントを書く


内容

(※パスワードは自分のコメントを後から修正したり非公開にする時に必要)

【auひかり】失敗しないための選び方&スムーズな申し込み手順
» auひかり|契約前に知るべき基本とデメリット&お得な申込み手順

» auひかり代理店NNCの評判・注意点と申し込み手順


ランキング
調整中
RSSリンク
にほんブログ村 ネットブログへ

家のネット回線の選び方 マジMAX(概要):
引っ越し先・新居のインターネット回線はどうする?問題。結構複雑で一から調べて選ぶのはめちゃくちゃ大変で、選択肢も多く、罠も多めで、失敗すると結構大変だったりするので、見ながらまったり1日2日ですぐ決断・実践できるようにまとめたネット回線業者側の内情にも切り込んだ裏メモ帳(ブログ)。

» お問合せ:広告掲載のご依頼について


ねもと隊長

運営者情報

運営者プロフィール:ねもと隊長
少々、ネット回線業界と裏でつながってるオッポサムの化身。

生態:小カテゴリー情報の巣作り(情報リフォーム&ハック行動)をする習性がある。理不尽なアルゴリズムの氾濫のせいでせっかく作った巣をよく流されている。

名前遍歴:
ねもと隊長→ねもちー隊長→ねもちぃ隊長→ちぃねも隊長←実はいまここ

悩み:抜け毛がひどい


免責事項:
当ブログの内容は、必ずしも正当性・正確性を保証するものではございません。リンク先の情報も正当性・正確性を保証するものではございません。このブログを介してなんらかの損害を負った場合にも当管理者は一切の責任を負いません。
なお、使用している著作物・版権物の知的所有権はそれぞれの著作者様・団体様に帰属しております。著作権や肖像権に関する問題が発生しましたら御連絡下さい。著作権所有者様からのご依頼のみ身元確認の後、対応させていただきます。