- Date: Sat 25 05 ,2019
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縛りなしWiFiの危険性や注意点・デメリット【怪しいネット使い放題調査メモ】

縛りなしWi-Fiとは
月3,300円(税込3564円)で使えるレンタルWi-Fi。
名前の通り、縛りがない。
いつ解約しても0円。初期費用も0円。もちろん回線工事もしないので工事費も0円。
そして、月間通信制限無しでほぼネット使い放題
» 縛りなしWiFi

という、
「ウソでしょ!?」とおもわず言ってしまうくらいネット使い放題のWi-Fi(モバイルルーター)サービスの中でも激安のサービス。
「さすがに何か裏があるでしょ。」
ということで危険性や注意点・デメリットをピックアップしておきました。
縛りなしWi-Fiの注意点・デメリットは?
Wi-Fiサービスの性能での注意点・デメリット
肝心のWi-Fiのネットスピードですが、速度はだいたい5Mbps〜40Mbpsくらいで普通の速度。
サクサク快適というほどではありませんが、大きくストレスを感じるような遅さではない。普通の速さ。
(1)ルーターは何が来るか分からない。
WiMAXのルーターか、SoftBankのルーターが来ますが、最初に自分で選ぶことは基本的にはできません。縛りなしWi-Fiの運営会社が在庫状況の都合でランダムで決めて送ります。
WiMAXのルーターが送られてきて、どうしてもWiMAXの電波が入らない地域だったなどの根本的な問題が発生すれば、別のルーターに交換は可能です。
送られてくるルーターの種類は、
WiMAXのルーター「W04」「WX05」と他には、SoftBankの「801ZT」「602HW」「603HW」「502HW」「FS030W」あたりが送られてきたという報告あり。2019年5月段階では比較的新しめのルーターが送られてくる模様。
(2)ほぼネット使い放題だが、一応使いすぎによる速度制限はある。
WiMAXは3日間で合計10GBを超えると一時的に制限がかかります。
(決まった夜間の時間帯だけ10GBの利用を下回るまで速度制限)
SoftBankは1日で3GBを超えると当日または翌日に速度制限となります。
縛りなしWi-Fiのサポート面での注意点・デメリット
(1)人気殺到だからなのか、申し込んでも届くまでちょっと遅いという声が多い。
申し込んでから半月届かなかったという人も数人あり。さらにその期間も料金をとられる。
縛りなしWi-Fiがようやく到着。申し込んでから半月以上の遅延。でも料金すでに引き落とされてるぞー。w
— 閑居 (@doatease2313) 2019年4月24日
(2)サポート体制はかなり雑。
問い合わせは新規契約予定の相手への返答はあるが、既存ユーザーの問い合わせへの返事はなかなか返ってこない模様。申し込みが殺到している時期だと新規でもなかなか返事が返ってこないこともある。
(3)ルーターの説明書は無い
Wi-Fi接続のための簡単な説明書のようなものはあるが、ルーター自体の説明書は無い。
ルーターの細かい使い方に対して分からないことがあれば自分で調べる必要がある。
・「801ZT」の取扱説明書
・「FS030W」の取扱説明書(PDFファイル)
(4)ルーターの充電器(ACアダプター)は無い
USBケーブルはあるのでパソコンなどを持っている場合は、USBポートから充電できるが持っておらずコンセントから直接充電しかない場合、自分で対応ACアダプターを用意する必要がある。
縛りなしWi-Fiの料金面での注意点・デメリット
(1)支払いは、クレジットカードのみ
VISA/JCB/MasterCard/AMERICANEXPRESS/DinersClubに対応。
デビットカードは不可。
クレジットカードを持っていないと申し込めない。
(2)最低契約期間は2ヶ月
縛りなし(解約違約金0円)ということからいつやめても0円で解約できるのが魅力ですが、「解約の申し出をした日の翌月末」に解約が完了となるため、解約したいと決めたらその日にすぐに解約できるというわけではない。
例えば、
利用開始してすぐに解約したいと思っても解約の申し出から翌月末までは解約されないので最短でも2ヶ月は契約し続けることになる。
(3)ルーターを壊したり紛失したりすると弁済金が約4万円以上と高い
ルーターを壊してしまったり、無くしてしまったりするとルーターはレンタル契約で借り物なので弁償しなければいけません。
端末交換費用が、3万9,800円(税込4万2984円)。
SIMも壊れた場合は、SIM交換費用3,000円(税込3,240円)。
この金額が必要になります。
SIM交換費用3000円は普通なのですが、端末交換費用(ルーターの弁済金)約4万円はなかなか高額です。
参考にWiMAXの新品ルーターが約2万円なのでこの弁済金はなかなか高い。
料金が劇的に安い分こういった万が一の時の弁済金を高くすることで少しでもサービスを続けるための利益を確保しようとしているのかもしれません。
縛りなしWi-Fiの知っておくべき危険性は?
一番の危険性の元は会社が小さすぎるのかサポート体制がものすごく貧弱なところです。
(1)問い合わせをしても返答がものすごく遅い。
これは会社が小さくて人手が足りない場合だと、申し込み数が許容範囲を超えた時に対応が遅くなってしまうのは仕方がないことだとは思われます。
サポートや返答はすごく遅いという前提で縛りなしWi-Fiを使ってみるかどうか判断したほうがよいでしょう。
返答が遅いということは、解約をしたくても解約受理の連絡がいつまで経ってもこなくてなかなか解約できないという問題が発生する危険性も0ではありません。
(2)突然サービスが終了してしまう可能性もある。
会社の規模が小さいということはふとしたきっかけで資金ショートを起こして倒産してしまう可能性も高くなります。
大きめの会社ならサービス終了が決定しても6ヶ月くらい猶予をもって終了を発表したりしますが、小規模の会社だと突然終了ということがありえます。
つまり、突然サービスが終了してしまうかもしれないという可能性も頭の片隅においておいて利用したほうがいいかもしれません。
(3)クレジットカード情報を渡すには不安が残る。
小規模の会社による運営だと、会社が資金繰りに困った時にヤミ市場にクレジットカード情報を売り飛ばす危険性も通常よりは高くなります。
そんな悪質な会社はなかなかいないとは思いますが、会社の詳しい実態が分からない以上は、突然自分のクレジットカード情報が何者かに利用されてしまう可能性も考えて縛りなしWi-Fiを利用したほうがより安全です。
何か不自然なクレカ支払いが発生したなら早急にクレジットカード会社と内容の確認と問題がありそうならカードの即利用停止と新しいカードの再発行をいつでもできるように心がけておくとよいです。
(4)弁済金が危険性としては一番大きい。
縛りなしWi-Fiの一番の危険性は、「弁済金が高い」という点です。
縛りなしWi-Fiはレンタルです。
だから初期費用0円。そしていつ解約しても0円を実現しています。
そのかわりレンタル品に何かあった時の賠償金が高いので、
しょっちゅう壊したり水没させたり無くしたりしてしまうような人にはおすすめできません。
安心サポートプラン月額500円(税抜)という補償プランもありますが、6ヶ月以上利用して初めて補償機能が適用されます。
つまり、安心サポートプランに入っていたからといって完全サポートされるわけではありません。
なかなか起こりえないケースとはいえ弁済金が4万円以上するのはなかなか高額です。
縛りなしWi-Fiの調査まとめ
ほぼネット使い放題で月額料金も3,300円(税込3564円)と激安。
しかも初期費用も解約違約金も0円。
Wi-Fiのスピードも満足できる速度。(ただし、ゲームをやるには少し遅いかも)
しかし、
もしルーターを壊したり無くしたりした時のルーターの弁済金が3万9,800円(税込4万2984円)と高いので、
ルーターやスマホを過去に無くしたり水没させたりしたことがない人にはおすすめのWi-Fiサービスです。
あと、運営側の返答はだいたいすごく遅いという前提で利用してみるか判断したほうがいいです。
» 縛りなしWiFi

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