新着記事
賢い引越し術|引っ越し準備-片付けのコツ1【ゴミの上手な処分法】
引っ越しにむけての部屋の整理・片付けのコツをメモとしてわかりやすくまとめておきました。
引っ越しでいらないものの処分の仕方・捨て方の手順
引っ越しではできるだけいらないものを捨てることで引っ越しの手間・料金を減らします。
処分の仕方の基準としては、
引っ越しまで時間が「ある」か「無い」かで決めます。
引っ越しまで時間があと5日も無い場合
家の退去まであと5日も無い場合、
もう時間がありませんのでスピード重視で片付け・いらないもののゴミ捨てをすすめる必要があります。
引っ越し会社は、基本的に追加料金を払って作業員に「引越し荷物の梱包作業」を手伝ってもらうことは可能ですが、片付け整理やゴミ捨てはやってくれません。
一部の引越し会社だと、いらないものの引き取り・整理などもしてくれる「不用品引き取りサービス」をやっているところもあるのでもう時間が無い場合は、その引越し会社を利用するという方法があります。
<不用品の引き取りサービス例>
・サカイ引越センター(不用品買取サービス)
・ハート引越センター(不用品引取りサービス)
【不用品買取サービスの注意点】
注意点(1)一般ゴミは引き取りません。
あくまでも買い取れるようなものしか引き取りませんので売れそうだけど自分で売る時間がないというものがたくさんある場合には有効ですが、引き取れないものは自分でゴミとして捨てる必要があります。
注意点(2)不用品の買取といっても高値買取の期待はしてはいけません。
目的は「荷物の整理」であって高値で買い取ることが本業サービスではありません。とりあえず買い取ってくれる、または無料で引き取ってくれるというサービスです。
部屋の荷物が多すぎる。引越しまでにもっと荷物を整理したい!けど時間が無い!という場合、
大量の荷物を素早く整理したい・処分したいという場合、引越し業者に頼んでも量が多すぎて無理そうな場合や追加料金でものすごく料金が高くなってしまうことがあります。
そんな時はプロの片付け業者にお金を払って一発で素早く整理・処分です。
ゴミ屋敷でもおまかせの「エコノバ」
軽トラ1台分なら最低約1万円〜2万円からの相場で全部引き取り。
これが一番確実で最速です。
お金を払う必要はありますが、捨てたほうがいい大きい荷物や家具・家電などが多い場合に有効です。
ゴミ屋敷レベルのゴミの量でも対応してくれます。
もう引越しまで時間がない場合だと、この不用品引取りをやってくれる引越し業者を選んで頼むか、整理する荷物・捨てる荷物が結構多い場合は専門業者に頼んで素早く整理して引越しの荷造りを終わらせるかの2つの選択肢が有効です。
引っ越しまでまだ5日以上ある場合
まだ引っ越し(退去)まで5日以上あるなら、順番に荷造りしていきましょう。
まず、生活で使わないものから片付け・荷造りしていき、いらない物はどんどん捨てていきます。
(1)衣類
まず、季節的に使わない服・衣類の整理。
ただし、タオル・バスタオル系は別で取っておきます。荷物の中には「傷がついたら嫌なもの」「衝撃を与えるとあまりよくない精密機器」などをダンボールに入れる時にクッションとして使えるのでそういう衣類・タオル類は別にとっておき、それ以外のいらない物はどんどんゴミ袋に。
※割れ物のクッションには使わないようにしましょう。万が一割れて破片がタオルに入り込むと使えなくなるので。
(2)本やCD類・小物雑貨・文房具類、ほか趣味系
生活の中で無くても大丈夫なものを荷造りしていきます。
(3)冷蔵庫の中身の整理
冷蔵庫の中身は空の状態で運ぶので今後もう使わない・新しく買えばいい調味料などはどんどん捨てていきましょう。
(4)使う可能性の低い食器類・料理道具類
食器などは必要最低限のものだけ残してそれ以外はダンボールに入れます。
この4つの荷造りで出た捨てていいものは、どんどんゴミ袋にいれてゴミとして出します。
ゴミとして捨てられる基準は、地域によって違いますが、
「30cm以内の大きさの物」です。
この30cmを超える大きさの物は「粗大ゴミ」として捨てる必要があるのでお金がかかります。
※家電やパソコンを捨てる時はまた別の捨て方があります。
粗大ゴミではなく、普通にゴミとして捨てるにはどうにか折りたたんだり分解したりで小さくして30cm以内にすれば捨てられます。
実際には10cmくらいオーバーしていても大きいゴミ袋にほかのゴミと一緒に入れれば30cm以上であっても回収してくれます。
例としては、
横45cm×縦20cmのまな板とかを普通のゴミと一緒にゴミ袋に入れて捨ててもまず大丈夫。
ルール上ははっきりとダメとされていますが、ある程度の許容範囲の大きさなら捨てても怒られません。
粗大ゴミを捨てる手順
ここでは例として東京都 練馬区でのやり方を参考に説明していきます。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/gomi/wakekata/sodai.html
<粗大ゴミを捨てるまでの流れ>
1.「自分の地域の粗大ごみ受付センター」に捨てる予定の物を申し込む。
2.センターが必要な手順を教えてくれるので指定された「粗大ゴミ処理券」を近くのコンビニで買ってくる。
3.粗大ゴミにその粗大ゴミ処理券(シール)を貼って、回収日に合わせてゴミ置き場に出す。
これが一連の流れです。
回収しに来てもらう以外にも自分で車かなんかでセンターに直接持ち込みも可能です。
粗大ゴミ処理券がそのまま粗大ゴミを捨てるのにかかるお金です。
例えば、
椅子(いす)なら400円(粗大ゴミ処理券 A券を2枚貼る)
シングルベッドなら1200円(粗大ゴミ処理券 B券を4枚貼る)
といった感じです。
一応、粗大ゴミの料金一覧(練馬区)
これはあくまでも練馬区での料金です。自分の住んでいる地域で正確な料金は確認してください。
【粗大ゴミを捨てる時の注意点】
注意点(1)コンビニで粗大ゴミ処理券を買う時は「自分の地域の処理券」であることを確認しましょう。
実際に聞いた話ですが、コンビニ店員も粗大ゴミ処理券のことを正確に分からずに売ることがあるので、自分の地域の処理券か買うときに確認しておきましょう。違う地域の処理券だと粗大ゴミを回収してもらえません。
例えば、練馬区に住んでいて練馬区のコンビニで粗大ゴミ処理券を買ったのによく見たら隣の板橋区の粗大ゴミ処理券だったなんてケースがあるそうです。
注意点(2)回収日当日にはもう引っ越していないなら事前に自治体に連絡しておきましょう。
回収日はすでに決まっていて自由に回収日を指定することはできません。
回収日が10日後だけど明後日には引越してもうそこにはいないという場合、自治体に事前に連絡しておきましょう。
できれば前日か当日に粗大ゴミを出すのがいいですが、どうしても無理な場合はあらかじめ伝えておきましょう。
注意点(3)普通のゴミでも粗大ゴミでも捨てられない物
「洗濯機・テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・衣類乾燥機」は家電リサイクル法というのがあって別の手順で捨てます。
パソコンやディスプレイも普通には捨てられません。PCリサイクル法というのがあって別の手順で捨てます。
これらは粗大ゴミとして捨てることはできません。
粗大ゴミでも捨てられない家電の捨て方
家電で引越し先にはもう必要ないから処分というものがある場合は、家電リサイクル法に基づいてお金を払って捨てる必要があります。
対象家電は、
●エアコン
●テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
●冷蔵庫・冷凍庫
●洗濯機・衣類乾燥機
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/kaden_recycle/fukyu_special/index.html
処分のためのリサイクル料金は、だいたい
エアコン(972円~2,041円)
テレビ(1,836円~3,688円)
冷蔵庫・冷凍庫 (3,672円~6,037円)
洗濯機・衣類乾燥機(2,484円~3,310円)
これに冷蔵庫や洗濯機など大きなものはさらに運搬費が1,000円~3,000円ほどかかります。
処分方法は、
1. 家電を購入した店で引き取ってもらう
2. 新しく家電を買ってそのついでに古い家電をそのお店で引き取ってもらう
3. 近くの引き取り場所に引き取ってもらう
のどれかです。
どれを選んでもリサイクル料金がかかります。(自分で直接持ち込みでなければ運搬費も。)
「捨てるとお金がかかりすぎる!」と思う場合は、
あきらめて捨てずに新しい引っ越し先に運ぶか、ジモティーを利用してタダでもらってくれる人を見つけるかです。
「ジモティー」
近々引っ越すという人なら、
例えば冷蔵庫がもういらないという場合、ジモティーで「現在の住所に取りに来れる人に0円であげます」と募集して引き取れるという人が見つかれば、無料で処分できます。
こういう感じで募集しています
引っ越すのなら現在の住所にはもう引っ越せばいないので個人情報の観点からも気にする必要もありません。
ただし、壊れて使えないなどの物はまず誰も引き取ってくれません。
粗大ゴミでも捨てられないパソコン系の捨て方
家電と同じで、パソコンとディスプレイ(モニター)も普通に粗大ゴミなどでは捨てられません。
個人情報なども入っているので普通に捨てること自体おすすめしません。
ですが、これらは特定4家電(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)と違って
無料で捨てられます。
パソコン回収の有名な専門サイトで申し込めば無料で回収してくれます。
「パソコン回収.com」
ただし、有名どころでないとパソコンの中身のデータを悪用されたりする可能性があるので回収してもらうならパソコン回収でも有名なところにしましょう。
「PCリサイクルマーク」が付いているものならば「PCメーカー」でも無料で引き取ってもらえます。
こちらのほうが公式の処分の仕方です。
→ PCリサイクルの手順
これらが、引っ越しでいらないものの処分の仕方・捨て方の一通りの手順です。
もう引っ越し(退去)まで5日も無いなら
(1)不用品の引き取りサービスがある引越し会社を選んで引越しを頼む。
・サカイ引越センター(不用品買取サービス)
・ハート引越センター(不用品引取りサービス)
(2)専門の片付け業者に頼んで一気に荷造りを終わらせる。
「エコノバ
の2パターン
まだ引っ越し(退去)まで5日以上あるなら
着実にコツコツ荷造り
(1)荷造りで出たいらない物を通常のゴミ袋に入れてゴミ捨て整理。
(2)30cm以上の大きなものは粗大ゴミとして捨てる。
(3)捨てる家電で特定4家電は料金を払って捨てるか、ジモティーで他人にあげる。
(4)捨てるパソコンはパソコン回収サイトで無料で回収してもらう。
<関連シリーズ記事>
賢い引越し術|引っ越し準備-片付けのコツ2【売って費用の足しに編】
賢い引越し術|引っ越し先のインターネットの失敗しない選び方と契約手順
- 関連記事
-
-
賢い引越し術|引っ越し準備-片付けのコツ1【ゴミの上手な処分法】
-
賢い引越し術|引っ越し準備-片付けのコツ【売って費用の足しに編】
-
スポンサーサイト