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楽天モバイルのスーパーホーダイをあまりオススメできない4つの理由。

楽天モバイルが発表した新しい料金プラン「スーパーホーダイ」。
「 楽天モバイル 」
通信制限(速度制限)の時のスピードをギリギリ動画も見れるほどの速度にすることで実質ほとんど速度制限無しの状態でネットが見れるといういわゆるネット使い放題的なかなり魅力的なサービスです。
通常の速度制限だと動画はまともに見れませんので。
しかし、今のところこの「スーパーホーダイ」
「う〜〜ん...微妙かなぁ....」と思っています。
なぜそう思うのかというと
理由は、
(1)本当にその速度が維持できるのか疑問
(2)結局、決まった時間に速度制限がある。
(3)解約金が発生するので簡単にやめられない。
(4)実は料金が高い
(2)結局、決まった時間に速度制限がある。
(3)解約金が発生するので簡単にやめられない。
(4)実は料金が高い
[ スーパーホーダイの料金 ]

・楽天モバイル(スーパーホーダイ料金一覧)
1. 本当にその速度が維持できるのか疑問
サービスが開始されたばかりの現在だとちゃんと1Mbpsあたりのスピードが出ていて「快適」だという評判がほとんどなのですが、
それは最初だと利用者が少ないからサービスの品質が維持できているという可能性も高いわけです。
つまり、これからより多くの人がスーパーホーダイを利用するとなると結局混雑してスピードが遅くなってサービスの魅力がなくなってしまうのではないかとみています。(あくまでも推測ですが。)
こういうのはよくある王道のパターンなのです。最初は快適だったけど利用者がどんどん増えてきてスピードが遅くなるという現象。
逆にモバイル回線系で料金は格安で通信制限無しのようなサービスを謳っていたところが利用者が増えてもスピードは快適なままだったという話は聞いたことがありません。(そんなところがあればみんなそこで契約・利用してます)
(2)結局、決まった時間に「速度制限」がある。
小さい文字で買いてあります。
通信が混み合う時間帯(12:00~13:00、18:00~19:00)は最大300kbpsとなります。
つまり「12:00~13:00、18:00~19:00」この時間帯は通常の速度制限がかかって遅くなるということです。
昼の12時台と夕方6時。この時間帯は格安スマホだとどこも利用者が増えて混雑してスピードが遅くなったりつながりにくくなったりする時間帯です。
この時間帯は最初から速度制限状態になるということです。
そう考えると、不便さで言ったら結局今までの通常料金プラン「組み合わせプラン」と同じなのでは?と思います。
(3)解約金が発生するので簡単にやめられない。
通常の「組み合わせプラン」でのデータSIM契約だといつ解約しても0円なのですが、スーパーホーダイは通話サービス機能が強制的についてくる(通話SIMだけでデータSIM契約プランが無い)ということから「サービスが思ってたよりもよくない!すぐにやめたい」と思っても解約金(契約解除料)が発生していまいます。
※スーパーホーダイの最低利用期間は開通月を1カ月目として12カ月目までとなります。12カ月目以内に楽天モバイルを解約の場合、契約解除料9,800円(税別)が発生します。
長期優待ボーナスにて最低利用期間2年・3年をお選びの方は、該当の契約条件に従って契約解除料が発生します。

・楽天モバイル(解約金・契約解除料一覧)
【最低利用期間が1年(12カ月)の方の契約解除料】
12カ月目以内:9,800円
【最低利用期間が2年(長期優待ボーナス2年)の方の契約解除料】
12カ月目以内:1万9,800円、13カ月目~24カ月目以内:9,800円
【最低利用期間が3年(長期優待ボーナス3年)の方の契約解除料】
12カ月目以内:2万9,800円、13カ月目~24カ月目以内:1万9,800円、25カ月目~36カ月目以内:9,800円
例えば、スーパーホーダイで楽天モバイルを始めて「最初はすごく快適だったけど半年ぐらいたってからだんだんスピードが遅くなってすごい使いづらくなった!」ということになっても
やめる時に契約解除料が少なくても9800円(税込1万0584円)以上を払わなければやめられません。
特にスーパーホーダイで長期優待ボーナス2年・3年にしようと考えている人は注意が必要です。
(4)実は料金が高い
スーパーホーダイは楽天の利用者なら「月額1980円から〜」楽天のダイヤモンド会員ならさらに安く「月額1480円から〜」となっていますが、それは最初の1年間だけです。
実際には一番安いプランで
月額2,980円(税込 3,218円)
そして、高速通信ができるのはたった月2GB。
比較してみます。
[ スーパーホーダイの料金 ]

通常の「組み合わせプラン」

ものすごくざっくり「スーパーホーダイ」の料金を出すと、
2GBプラン:月額 約3000円(最初の一年だけ約2000円)
6GBプラン:月額 約4000円(最初の一年だけ約3000円)
14GBプラン:月額 約6000円(最初の一年だけ約5000円)
通常の「組み合わせプラン」と単純比較はできませんが月額料金が1.5倍〜2倍くらい高い。
それだけサービスの品質などが魅力的なのかというと、
ちょっと微妙なような気がします。
なんで高いのかというとこれは月850円で別途オプションで付けるかどうか決める「楽天電話5分かけ放題」というオプションがスーパーホーダイだと最初から付いているからです。
個人的には通話はほどんど使わないので
スーパーホーダイ2GBプランで月約3000円と考えるとデータSIM契約(050データSIM)の10GBプランが月2380円なので、
データSIM10GBでやりくりしたほうがより快適ではないのかな?と思います。
(※ちなみにスーパーホーダイはダウンロード系は速度的に弱いです)
始めから結構、電話・通話をする機会が多い人には別にそこまで高くはありませんが。
以上の4つの理由から「スーパーホーダイ」は微妙という結論です。
ただし、
・そもそも通話SIM契約をしようとしている。
・毎月10回以上は電話する。
・毎月、速度制限になっているのでストレス。
・動画をたくさん見る(低画質でも見れるならガンガン見たい)
・ネット使い放題にしたいけど毎月4000円以上払うのは絶対に無理!
・もしかしたら一定数の申込数になったら「スーパーホーダイ」の受付を終了するかもしれない
という人なら「スーパーホーダイ プランS:2GB」がオススメかもしれません。
特に電話を結構な頻度でする人には料金が安いのでおすすめです。
速度制限をほとんど気にせずネットを見たい・使いたい。でも毎月4000円以上スマホの料金を払うのは無理。
そして、
もしかしたら「スーパーホーダイ」は決まった定員数があってその人数に達したら受付終了するかもしれないという希望的観測をしているならアリでしょう。
だいたいこの手のプランは利用者が増えすぎてサービスを維持できなくなり終わっていきます。
でもサービスの質が下がる前に一定数の利用者が集まった時点でそれ以上利用者が増えないような措置を楽天モバイルが取ってくれればサービスの品質は下がらないわけです。
ただ、注意点としては楽天モバイルはそんなこと全く言っていないのでそんなことはしないだろうと思いつつも、過去に出した料金プランの受付を終了していたりもするので100%ありえないというわけでもないのです。
通話・電話の面でいうとスーパーホーダイは安いのでおすすめ。
でもインターネット使い放題の魅力は料金的にもサービス的にもかなり微妙。
だから、そういった総合的な面でみると「微妙」というわけです。
初めから通話SIMで契約するつもりで、ついでに速度制限がどうしても嫌だという人は、
「スーパーホーダイ プランS:2GB」
電話(通話)機能はほとんど使わないから貧弱なネット電話でも問題無し。インターネット利用がメイン。という人は、
「050データSIM 3.1GBプラン」
がおすすめ。
それぞれのプランはそれぞれで後からデータ容量の契約変更が可能なので最初は安いプランがおすすめ。後から無料で変更できるので。
「 楽天モバイル 」
» 楽天スマホ(楽天モバイル)を買う前に知っておくべき注意点メモ。
» 楽天モバイル( 楽天スマホ )で失敗しないためのスマホの選び方
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思いの他アップロードもそこそこスピード出ています。
問題の制限時間帯ですが、ちょっと遅いくらいで割とブラウザも閲覧できます。
実はこの制限時間帯、SIMアプリで高速スピードにしても300Kbpsのまま。
これはちょっと予定外でして、オペレーターも勘違いしていました。
自分はこれでも全然満足ですが、今後の加入者のために記載します。
10月1日にMNP乗り換え、初日に遠慮なくWindows updateで8G使わせて頂きました(笑)