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防災ラジオ・スマホ充電器の失敗しない選び方7つと注意点メモ
(この記事は2016年4月に書かれたものです。)
熊本・大分でシャレにならないクラスの地震がおきて家が潰れたりなどの映像を見てると鬼気迫るものがあるのであらためて防災グッズとして結構重宝する
「スマホの充電もできる多機能な防災ラジオ」の選び方をまとめておきました。
こういう多機能の防災グッズってけっこう粗悪品(ハズレ)も多いので、ちゃんと買い物として失敗しないものを選んで紹介しておきます。
まず、
防災ラジオ(多機能)を選ぶ時の基準7つ。
(1)手回し充電機能あり

http://www.sony.jp/radio/products/ICF-B09/index.html
個人的にはこれが一番大事な機能です。
ラジオについているハンドルを回すだけで充電できるという機能。
電池が切れた時でも自分で発電できるという機能は必要。
粗悪品の場合はハンドルがすぐ壊れる。ハンドルをまわしてもなかなか充電しないといったものが多い。
1分間の手回し充電で「20分以上使える」のが理想です。
(2)スマホ・携帯も充電できる機能付き
これもかなり大事。スマホ・携帯が充電できる環境は心強い。
スマホは充電しないと1日もたないなんて普通ですし、スマホで時刻の確認や連絡、情報収集などができるので充電ができるのとできないのとでは利便性が圧倒的に違います。
粗悪品だと「スマホ・携帯も充電できます!」と記載しておいてほとんど充電できないものも多いので注意。防災ラジオの充電機能を使って1時間かけて充電してもスマホ1分程度しか使えないとしても充電「は」できるのでウソはついていません。といった感じの性能のものがたくさんあります。
1分の手回し充電で「スマホの待ち受け状態20分以上が可能な程度」の充電ができるのが理想。
(3)ライト機能付き
LEDライトが良い。消費電力が少ないので。
できれば懐中電灯のように一直線方向を照らすよりも周囲を大きく照らすような範囲の広いライトのほうが災害時は便利。
(4)蓄電池あり
発電した電気を蓄えておく機能です。
コレが無いと自分で手回しして発電してもその電気を後で使うといったことができないのでかなり不便です。
粗悪品はさらっとこの蓄電機能が無いかかなり少ないものがあります。そうなるとハンドルをまわし続けないとラジオを聞けないライトを使えないなどひどいものになります。注意しましょう。
(5)できればサイレン(緊急ホイッスル)付き
これは災害時に命を守るといった点でいえば、一番大事です。
死んでしまってはラジオなんてあっても何の意味もありませんので。
これは夜中に地震で家が倒壊して閉じ込められただとかのときに助けを呼ぶ時に必要です。
閉じ込められている状態では相手から自分が見えることはほぼありません。
自分がいることを知らせなければなりませんが、ずっと声を出していつ来るともしれない助けを呼び続けるのはかなり無理があります。
なのでデカイ音を出すサイレンか笛(緊急ホイッスル)が大事。特に笛なら息を吹くだけでデカイ音で知らせることができます。
(6)できればソーラー充電(太陽光発電)機能もあると便利
便利ですよね。置いておくだけで勝手に充電してくれるので。
ただし、この機能にも粗悪品は多い。
ソーラー充電は性能にピンキリがあります。太陽光だけじゃなく蛍光灯の光でも充電してくれるものもあれば、太陽光でもほとんど充電できないもの、電池の残量が0だとそこからは他の充電を一回してからじゃないと空の状態からは充電できないものなど色々あります。
だいたい1000円〜2000円台程度の商品にソーラー充電機能が付いていた場合、ほぼ間違いなく粗悪品で使い物にならないものです。(電卓などは除く)
(7)防滴・防水機能
あったら助かりますね。水に強いタイプ。
調べた範囲では防滴はありましたが、防水はありませんでした。
「防滴」は軽い水しぶきや湿気の多いところでもある程度までは大丈夫というものです。水の中に入れたりどしゃ降りの中に置いておくとさすがに壊れます。
以上の7つの条件からできるだけ多くの条件をクリアしているものを選びます。
筆者がチョイスしたのは2つ。
Sonyの「ICF-B09」と「ICF-B99」。
「ICF-B09」が通常版の防災ラジオで、「ICF-B99」のほうがちょっと高機能版。
<ICF-B09>( アマゾンでの値段
<ICF-B99>( アマゾンでの値段
【注意!!!】
このポータブルラジオの価格が高騰しています。この記事から購入する人が多く、ある程度メジャーになってしまったからかは分かりませんが、現在注文受付を停止中で価格が高騰しています。
本来の値段は、
「ICF-B09」が8,250円(税抜)
「ICF-B99」が9,250円(税抜)
でどちらも1万円以下です。
よく考えてから購入するか判断してください。
https://www.sony.jp/radio/info2/20181018.html
このポータブルラジオの価格が高騰しています。この記事から購入する人が多く、ある程度メジャーになってしまったからかは分かりませんが、現在注文受付を停止中で価格が高騰しています。
本来の値段は、
「ICF-B09」が8,250円(税抜)
「ICF-B99」が9,250円(税抜)
でどちらも1万円以下です。
よく考えてから購入するか判断してください。
https://www.sony.jp/radio/info2/20181018.html
この2つのどちらか。
まず、なぜこのSonyの手回し充電ラジオを選ぶのか。
防災グッズってどこの馬の骨ともしれない無名のメーカーとかもたくさん出しています。そして電子機器関連は実際には使い物にならないような「粗悪品」が多い。
無名のメーカーなら表示している機能が実際には使い物にならなくても屁理屈言って逃げ切れます。
しかし、大手メーカーは使い物にならないものを売ると信用問題になります。
大手メーカーであるSonyならまともな製品を作る技術もあり、信用もあることがこの2つを選ぶ理由です。
そして、
条件(1)の手回し充電。
ICF-B09、ICF-B99、2つとも手回し充電です。理想の条件もクリア
条件(2)のスマホ・携帯も充電できる機能
これも2つとも条件クリア。
【注意】発売されてからもうだいぶ経つので直接充電では必ずしも万能ではないので過信は禁物です。
条件(3)ライト機能
ここで分かれます。
・「ICF-B09
・「ICF-B99
ライト機能の面で言えば、ソフトライトが付いている「ICF-B09
条件(4)蓄電機能
これも2つともあるので条件クリア。
条件(5)できればサイレン(緊急ホイッスル)付き
これも「非常用の笛」として緊急ホイッスルが2つとも付いています。
アナログの笛であるところが良い点。アナログの普通の笛なら自分の息だけですぐ鳴らせるなど手間が少ないのでこっちのほうが便利です。
条件(6)ソーラー充電(太陽光発電)機能
ここも分かれます。
ここが悩みどころです。
ソーラー充電が付いているのは「ICF-B99」。
ICF-B09では、ソーラー充電は付いておらず、そこの部分にソフトライトが付いています。
災害時の使いやすさを優先するならソフトライトが付いている「ICF-B09
普段使いの便利さを優先するならソーラー充電が付いている「ICF-B99
個人的に選ぶとしたらソフトライトの「ICF-B09
ソーラー充電はあったほうが便利ですが、無ければ無いで手回しで充電すればいいので。
ソフトライトが無いと災害時、停電で夜は真っ暗になることも多いことを考えると手元などを照らしやすいソフトライトがあるほうが便利かと。
条件(7)防滴・防水機能
2つとも、水しぶきや少量の雨から本体を守る防滴仕様(JIS IPX4相当)なので一応条件はクリア。
ただし、防水ではないので過信はしないように。
この防災ラジオの「欠点・デメリット」
1. ラジオの音質。
あくまでも災害時に情報を聞くことを優先しているので音質は高品質ではない。だから普段使いでラジオの音質が気になる人には不満に思う点があると思います。
2. スマホ・携帯の充電
万能ではないので、全てのスマホ・全ての携帯に対応して充電できるわけではありません。
もし自分の持っているスマホ・携帯が充電対象外だった場合は、自分の持っている携帯やスマホに対応したモバイルバッテリー
ただし、スマホはかなり電気を消費するので手回しだけでの充電はかなりの重労働になるので『アルカリ単三電池を10本くらい』は常備しておくことをおすすめします。
あと、高齢者やスマホ・携帯関連の使い方に疎い人は充電機能を使いこなすのが難しいと思うので近くに分かる人がいないと宝の持ち腐れになってしまう可能性もあります。
(※どのプラグがどのキャリアに対応しているかなどが分からない人には難しい)
3. コンセントから直接充電はできない
一応できますが、別売りとなる「USB ACアダプター
※通常は単三電池2本での使用なのでコンセントにはつなぎません。
4. おそらく、頑丈ではない。
多機能な電子機器で重さも約400g。500mlペットボトルの飲み物よりちょっと軽い程度の重さなので思いっきり下に落としたりしたら壊れる可能性は高い。
衝撃に強いなど謳ってはいないのでおそらく頑丈な作りではないです。
5. 選べる「色」が少ない
黒(グレー)とオレンジと白(ホワイト)の3色あります。
選ぶならオレンジがオススメですが、ICF-B99は黒(グレー)しか無いのでオレンジは選べません。
なぜ、オレンジがおすすめかというと目立つ色だからです。
白やグレー・黒だと周りの景色と同化しやすく、いざという時に見つけにくい。オレンジだと見つけやすい。
だからです。
以上の条件と欠点を考えておすすめなのは、「ICF-B09
オレンジ色が選べて、ソフトライトも付いていて、値段もICF-B99よりも安い。
他にもたくさん安い防災ラジオはありますが、1000円〜3000円台のものは買わないほうがいいです。その値段でちゃんとした性能の商品を作るのはそもそも難しいので粗悪品の可能性大です。
安さにつられておもわず買ってしまうと結局、使い物にならず無駄金になってしまうことも多いです。
<FM/AMポータブルラジオ ICF-B09>
( アマゾンでの値段
<FM/AMポータブルラジオ ICF-B99>
( アマゾンでの値段
【買ったあとの注意点】
非常用としてずーーーっと使わないでいると内蔵バッテリーがダメになってしまう可能性があるので
内蔵バッテリーの保護のため、1年に1回はハンドルを1分ほど回して内蔵電池を少しだけでも充電しておくと長持ちします。
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