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- Date: Fri 22 07 ,2016
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- Tags: 通信速度制限 スマモバ 通信量無制限 通信量制限なし ポケットwifi ポケットワイファイ モバイルルーター ネット使い放題
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スマホを通信速度制限なしで使えるポケットWiFi「スマモバ」の注意点
毎月気になるのがスマホでのネット使い過ぎによる通信速度制限ですが、
最近、
通信制限無し・通信量無制限で利用できるという触れ込みで話題の
「スマモバ」のポケットWiFi(モバイルルーター)というものがあります。
これが「本当に通信量無制限でネット使い放題で使えるのか?」ということや注意点をご報告しておきます。
最後まで読むのが面倒な人のために先に結論を言っておくとネット使い放題を求めるなら「WiMAX」のほうがおすすめですね。
まず「ポケットWiFi(モバイルルーター)」の簡単な説明。
名前のとおり、自分で持ち歩けるポケットに入るくらいの大きさのWiFi(ワイファイ)のことです。
スマホとこのポケットWiFiの2つを持っていることでスマホのネット回線とは別にポケットWiFiのネット回線もスマホで使えるので通信量無制限のポケットWiFiなら速度制限を気にせずネット使い放題になるというもの。
そして
「スマモバ」は、
ポケットWiFI込みの高速ネット回線「LTE使い放題」のプランで、
月額3980円(税込で約4300円)
ポケットWiFI込みの高速ネット回線「LTE使い放題」のプランで、
月額3980円(税込で約4300円)
では、
実際、このLTE使い放題プランは「通信量無制限」・「通信速度制限無し」なのかというとそれはウソですね。
いや、もちろん厳密に言うとウソではないのかもしれませんが、
単純に言うと、
「使う人による」ということです。
スマホで常にネットを見るのに快適・スムーズに使えるスピードのまま通信量無制限でずっと使えると思い込んで使い始めると
「ウソじゃないか!」と怒ることになるかもしれないということ。
ちょっと昔にもありました。
格安SIM(格安料金プラン)で月3000円の定額で無制限で使える!といったようなものが。
実際にはどうだったかというと、
通常のスマホで使っているネット回線はスピードが、
だいたい3Mbps〜70Mbpsくらいです。
これが通信速度制限になると、0.1Mbps。
快適にネットが見れたり、動画がスムーズに見れたりするギリギリのスピードが余裕をもって考えてだいたい3Mbps。
つまり3Mbpsより遅くなると動画がカクカク止まったりしてスムーズに見れなくなったり、さらに1Mbps以下になるとネットの表示が遅くなったりという現象が出始めるわけです。
それに対して、その定額無制限のスピードはだいたい0.8Mbps〜4Mbps。
つまりギリギリ快適にネットも動画も見れる時もあるが大半は動画は見れないということで最初は話題にはなりましたが、多くの人が利用し続けるには至りませんでした。
「スマモバ」はこれが少し改善されてポケットWiFiとしてのサービスになったような感じです。
スマモバの「LTE使い放題」プランでのスピードは
通常はだいたい2Mbps〜5Mbps
そう。
快適に使えるのか使えないのか微妙なところなのです。
動画を見るのに2Mbpsだとちゃんと見れるのか見れないのかというと、安定していれば見れるし安定していなければたまにちょっと止まるのかなという微妙な速度。
そして、
混雑する時間帯はもちろんスマモバでもスピードは遅くなります。
平日のお昼時間(12時)だと1Mbps台。ネットを見るのには全然問題ないスピードですが、動画はちょっと厳しいでしょう。
夜中の22時〜午前1時までの約3〜4時間、ここも混雑するので1Mbps台。この時間帯も動画はちょっと厳しい。
あと、使い過ぎによる速度制限もおそらくあります。
実際スマモバのページにも速度が必ずしも高速であるとは限らないこと、ネットの使い過ぎによる個別の速度制限もありうるということがこのように書かれています。
※LTE使い放題プランをご契約の場合は、月間のご利用データ通信量の制限はございません。ただし、動画再生やファイル交換(P2P)アプリケーション等により、一定期間において(日時や月間で)一定量以上の連続、大量の通信を利用したお客様については、帯域制御を実施する場合がございます。
※スマモバの対応エリアはNTTドコモのXi®エリア、FOMA®エリアに準じます。対応エリアの確認方法は、NTTドコモホームページからご確認ください。受信時最大の150Mbpsとは弊社の準備が整った段階で且つNTTドコモの高速通信設備エリアにおける最大値であって、その速度段階で保証するものではございません。
※スマモバの対応エリアはNTTドコモのXi®エリア、FOMA®エリアに準じます。対応エリアの確認方法は、NTTドコモホームページからご確認ください。受信時最大の150Mbpsとは弊社の準備が整った段階で且つNTTドコモの高速通信設備エリアにおける最大値であって、その速度段階で保証するものではございません。
利用者の声から解析するに、おそらく1日2GB以上のペースで利用し続けていたりするとスマホでの速度制限のようなものをスマモバでも受けます(制限速度は0.1Mbps程度)。
これは他のポケットWiFiサービスやWiMAXと比べるとゆるい基準ですが、それでもやはりあまりにも使い過ぎると速度制限されます。(一般的には3日間で3GB超えで制限なので、スマモバは2倍ほどの猶予はあります。)
以上のことからスマモバをおすすめできるのは、
「昼の12時台・夜の10時以降以外の時間帯で動画は見るなど計画的に利用できる人」といったところでしょうか。
時間帯によって動画が見れない時があっても普通に常時ネットが見れてLINEができてTwitter・Facebook・インスタグラムができる環境で動画は動画が見れる時間帯に見るというような人であればオススメかもしれません。
ただし、本当に実質「ネット使い放題」のサービスを求めるなら「WiMAX」をお勧めします。
WiMAXの中でも月額料金の安い「BroadWiMAX」なら実質ネット使い放題の「ギガ放題プラン」で月3541円とスマモバよりも安いうえに厳しい速度制限も無く快適な速さで利用できます。
→ 安いwimax『BroadWiMAX』の特徴と知っておくべき注意点や欠点
ただし、もちろんWiMAXにも欠点があり、
ネットのスピードなど全般面でスマモバよりもWiMAXのほうが優れていますが、WiMAXは地下や屋内、都市部以外の一部地域などで電波が弱い・つながりにくいエリアがあります。
逆にスマモバはドコモの回線を使っているので基本的に日本全国ほとんどの場所で電波はつながるという強みがあります。
● WiMAXはスピード面で快適で実質 速度制限が無いようなものだが、一部電波がつながらない・つながりにくいエリアがある。
● スマモバはスピード面はギリギリだが電波がほとんどの場所でつながるのでそういった部分はWiMAXよりも便利。
ということです。
【WiMAXが使えるエリア(地域)を確認】
» WiMAX提供エリアの確認(→ スマホで提供エリアを確認)
「サービスエリアマップ」というので自分の生活圏でちゃんとWiMAXが使えるかが確認できます。
「ピンポイントエリア判定」は○△×で直接その住所で使えるかが分かる。
» WiMAX提供エリアの確認(→ スマホで提供エリアを確認)
「サービスエリアマップ」というので自分の生活圏でちゃんとWiMAXが使えるかが確認できます。
「ピンポイントエリア判定」は○△×で直接その住所で使えるかが分かる。
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